【関連記事】英国の撮影監督オズワルド・モリス氏死去

『ロリータ』のロケで天候を気にするモリス(左)とキューブリック

  英国の撮影監督オズワルド・モリス氏が17日、英南部ドーセット州の自宅で死去した。98歳。20日付の英紙デーリー・テレグラフなどが伝えた。死因は明らかになっていない。

 15年、英南部生まれ。第2次大戦中、爆撃機パイロットとして英空軍に勤務した後、撮影監督としてデビュー。50~70年代を中心に「白鯨」(56年)や「ロリータ」(62年)など多くの映画に携わり、ジョン・ヒューストン監督やスタンリー・キューブリック監督らと仕事をしたことでも知られる。

 撮影監督を務めた「屋根の上のバイオリン弾き」(71年)で、米アカデミー賞の撮影賞を受賞した。

(引用:ニッカンスポーツ/2014年3月20日



 『ロリータ』で撮影を担当したオズワルド・モリスが逝去されました。98歳とはずいぶんと長命でした。ご冥福をお祈りいたします。

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