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 映画好きも長い間やっているとだんだん耐性ができてしまい、めったな作品では感動できなくなってしまうという弊害を生んでしまいます。そうなると嗜好があらぬ方向に向かってしまい、カルトやB級、さらにそれらさえも超越した「Z級」を好むようになるという困った事態に。以前ご紹介した『恐怖と欲望』のヒロイン、ヴァージニア・リースが出演していた『死なない脳』もそうですが、こういった作品を見つけた時の香ばしい気持ちと言ったら!!・・・いえ、何でもないです(汗。

 そんな管理人が見つけたZ級映画である、この『エンド・オブ・ザ・ワールド/死を呼ぶエイリアン脱出計画』ですが、何故この作品を取り上げたのかというと『ロリータ』ではスクリーンの外と中でしか共演できなかったスー・リオンとクリストファー・リー(ロリータを驚かせたフランケンシュタインの怪物)が、堂々と(!)共演しているからです。しかも主人公の妻と神父(敵のボス)というメインキャストで。

 ただこの作品、早送りしないで観るのはとても困難を伴います。つまり見せ場がほとんどないグダグダ展開で、かったるくってしょうがない。これってひょっとしたらZ級ではなくて単なる駄作なのでは・・・と思ってしまうのですが、まあそれを「味」として嗜みましょう。その苦労は一瞬見せる神父の正体と唐突なラストシーンで報われ(?)ますので。

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