【関連商品】スタンリー・キューブリック公式『Stanley Kubrick Store』の配送地域が全世界に拡大。日本からも注文OK

 日本ではあまり知られていませんが、2019年に公式が運営するECサイトがオープンし、キューブリック作品のアイテムを販売していたのですが、配送地域に日本が含まれていなかったため、これまで積極的に記事にしていませんでした。ですがついに全世界への配送が可能になったようです(日本への配送は£9.97)。

 『Stanley Kubrick Store』と銘打ったこの公式ECサイト。今のところ扱う作品は『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』『シャイニング』『フルメタル・ジャケット』のみです。また版権・肖像権の問題からかデザインも映画のシーンの流用ではなく、オリジナルで起こされているものが多いので、その点を微妙に感じるかもしれません。それでもキューブリック存命中は頑なに自作の商品化を拒んでいたわけですから、進歩は進歩ですね。

 過去、様々なファッションブランドがキューブリックコラボアイテムを発売してきましたが、最近は鳴りを潜めています。日本のブランドではサンキューマート、GU、ユニクロが低価格でキューブリックコラボを発売して話題になりました。公式が充実してしまえばそういったコラボが実現しにくくなってしまうのかもしれませんが、ぜひまた各ブランドさんには再度のコラボをお願いしたいですね。

 『Stanley Kubrick Store』はこちら

TOP 10 POSTS(WEEK)

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

【考察・検証】キューブリック版『シャイニング』でオーバールック・ホテルに巣食う悪霊の正体とは

【台詞・言葉】『時計じかけのオレンジ』に登場したナッドサット言葉をまとめた「ナッドサット言葉辞典」

【関連記事】1972年1月30日、ザ・ニューヨーク・タイムス紙に掲載されたキューブリックのインタビュー

【関連記事】音楽を怖がってください。『シャイニング』『2001年宇宙の旅』『アイズ・ワイド・シャット』・・・巨匠キューブリックが愛した恐怖クラシック

【考察・検証】『2001年宇宙の旅』に登場する予定だった宇宙人のデザイン案を検証する

【インスパイア】『時計じかけのオレンジ』と「アイドル」に親和性?『時計じかけのオレンジ』にインスパイアされた女性アイドルのPVやMVのまとめ

【関連動画・関連記事】1980年10月24日、矢追純一氏によるキューブリックへのインタビューとその裏話

【関連記事】早川書房社長の早川浩氏、アーサー・C・クラークと一緒に『2001年宇宙の旅』を鑑賞した思い出を語る

【パロディ】『時計じかけのオレンジ』のルドヴィコ療法の被験者にさせられたアニメキャラのみなさまのまとめ