【上映情報】昨年秋、ロンドンで上演された舞台版『博士の異常な愛情』が2025年5月9日よりTOHOシネマズ日本橋ほかで映画として上映決定!!
『博士の異常な愛情』 5/9(金)〜 TOHOシネマズ日本橋ほか
あのキューブリックの名作が舞台になって登場!
演出:ショーン・フォーリー(映画『マインドホーン』監督、オリヴィエ賞受賞演出家)
作:スタンリー・キューブリック
脚色:ショーン・フォーリー、アーマンド・イアヌッチ(映画『スターリンの葬送狂騒曲』監督・脚本、映画「どん底の作家に幸せあれ!」監督・脚本、エミーアワード受賞歴あり)
主演:スティーヴン・クーガン(4役)
撮影場所:ノエル・カワード・シアター
上映時間:2時間5分
ポイント:BAFTA賞を7度受賞したスティーヴ・クーガン(『アラン・パートリッジ』『トリップ』)が、スタンリー・キューブリックの傑作コメディ『博士の異常な愛情』の世界初舞台化で4役を演じる。アメリカの悪徳将軍が核攻撃を引き起こしたとき、政府と一人の風変わりな科学者が世界滅亡を回避するために奔走する、シュールな競争が繰り広げられる。
エミー賞受賞のアーマンド・イアヌッチ(『ザ・シック・オブ・イット』、TVドラマ『Veep/ヴィープ』)、オリヴィエ賞受賞のショーン・フォーリー(『The Upstart Crow』、『The Play What I Wrote』)など、世界的に有名なクリエイティブ・チームが率いる、爆発的に面白い風刺劇。
(引用:ナショナル・シアター・ライブ『博士の異常な愛情』公式サイト)
昨年秋、ロンドンのノエル・カワード・シアターで上演された、スティーヴン・クーガン主演(ストレンジラブ博士、マフリー大統領、マンドレイク大佐、コング機長の4役)の舞台版『博士の異常な愛情』が、2025年5月9日よりTOHOシネマズ日本橋ほかで「映画として」上映決定いたしました。ロンドンの上演を観ることができず、悔しい思いをされた方には朗報ですね。
私は一足早く、試写版を視聴させていただきましたが、キューブリック版をかなり忠実に再現していたのには驚きました。舞台である以上、俳優の着替え時間や場面転換などの制約があるのですが、さまざまな工夫を凝らすこと(詳細は語りません。笑)で上手くそれらを回避しています。さらにあの「北の大国」や例の「チョビ髭」も(必要以上に?)コスられていて、お笑いにはシニカルな私もおもわず声を上げて笑ってしまいました。
とにかく、あの名場面もあの台詞もあの曲も登場しますし、映画版『博士の異常な愛情』を履修していれば(逆に言えば履修していないとちょっと厳しい)非常に楽しめると思います。僭越ながら私も「応援コメント」でこの上映を応援させていただいております。ぜひ多くのキューブリックファンに足を運んでいただきたいと思います。
スケジュールや上映劇場などは、公式サイトをご参照ください。
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Photo by Manuel Harlan |