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【関連書籍】 KUBRICK(キューブリック)/ミシェル・シマン 著

  ミシェル・シマン著、内山一樹氏による豪華本。大判で写真も多いのも魅力だが、なんと言っても後半のキューブリックや関係者のインタビューが圧巻。所有しているのは1989年7月10日の初版本。入手した時は6900円が高いとは全く思わなかった。1999年にキューブリックが死去し、一斉にキューブリック本が出版される以前はイメージフォーラムのムック本とこの本が貴重な情報源だった。当然『アイズ ワイド シャット』は未収録なので「完全版」として復刻を望みます。

【関連書籍】イメージフォーラム増刊号 キューブリック/ダゲレオ出版

  1988年という古い本だが、完成度はかなり高い。ムック形式とはいえ当時はまとめて読めるキューブリック専門書籍がなく、大変重宝させていただいた。関係各位には深く感謝の意を述べたい。現在では古本屋かオークションでなければ入手できないが、需要はあると思うので『アイズ…』を加えた完全版としてぜひ再販して欲しい。書籍の内容は こちら 。

【関連記事】笹川ひろし監督、「ガッチャマン」アニメ映画化を示唆

 15日に放送された「渋谷LIVE!ザ・プライムショー」で、タイムボカンシリーズでメガホンを取ってきた笹川ひろし監督が、「科学忍者隊ガッチャマン」のアニメーション映画化を示唆した。  12日に実写映画化が発表されたばかりの「ガッチャマン」。番組終了間近のエンディングトークで、番組ホストを務めるジョン・カビラから今後の展開を聞かれた笹川監督は、「実写『ガッチャマン』が発表されましたけれども、アニメ『ガッチャマン』というのがあるかもしれません」とコメントした。「長編ですか?」と問うカビラに「どうでしょうね」と答え、最後は言葉を濁したが、「ガッチャマン」のアニメーション映画化が進行中であることをうかがわせた。  1962年に創業した当時は漫画専門のプロダクションだった竜の子プロダクション。この日の番組では、笹川監督が、漫画からアニメーションへの挑戦の苦悩を明かし、自身の作品作りの原点として、「手塚治虫」「アガサ・クリスティ」「2001年宇宙の旅」を挙げた。中学生のときに出会った手塚治虫作品に衝撃を受け、その後手塚治虫に自身の作品を送ったこと、アガサ・クリスティ作品のどんでん返しが作品作りの参考になったこと、スタンリー・キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』で受けた衝撃がその後の作品にも生かされたこと、番組では貴重な話がいくつも飛び出した。  なお、12日に発表された実写映画版『ガッチャマン』は、2013年3月に公開されるアニメーション映画『ドラゴンボールZ』も手掛けた渡辺雄介が脚本を担当し、『カイジ 人生逆転ゲーム』の佐藤東弥監督のメガホン、松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平の共演で、2013年夏に公開されることが発表されている。果たしてアニメーション映画化が実現するとしたら、いつごろの公開になるのか? さらなる発表を待ちたい。(編集部・島村幸恵) 「渋谷LIVE!ザ・プライムショー」はWOWOWプライムにて毎週月曜から金曜まで夜7時より放送中 (引用: シネマトゥデイ/2012年10月16日 )  やっぱり『ガッチャマン』のOPは『2001年…』が元ネタだったんですね。

【関連記事】『シャイニング』をコマ送りや逆回しにして分析する映画が登場!「ルーム237」の謎とは?

 第56回ロンドン映画祭で映画『ルーム 237(原題) / Room 237』が上映され、ロドニー・アシャー監督、プロデューサーのティム・カーク、声の出演のビル・ブレイクモアがティーチインに登場した。本作は、スタンリー・キューブリック監督作品『シャイニング』をコマ送りや逆回しにして、そこに隠されたメッセージを読み解くというファン垂ぜんもののドキュメンタリーだ。  タイトルとなったルーム237は、クローズ中のホテルを舞台にした『シャイニング』で、ヌードの美女、実は……が現れる謎の部屋。「最初は217という部屋番号だったのが、実際に舞台となったホテルに217の部屋があり、恐がられるとクレームがきて237にした」と生前キューブリック監督は説明したが、舞台になったホテルに217という部屋などない。  では237という数字は……? と解き明かされていく過程は、キューブリック監督のファンでなくともワクワクさせられること請け合いだ。「われわれが対しているのはIQ200の人物だ」というナレーションもあるように、ここまで仕掛けたキューブリック監督の頭脳に驚くとともに、それらを見つけ出した人々にも脱帽してしまう。  そのうちの1人が紛争地区を担当してきたABCニュースの特派員で、キューブリック研究家としても知られるブレイクモア。ブレイクモアは作中でインディアン殺りくやナチスによるユダヤ人大虐殺を示唆する部分を解説。「キューブリック監督はそれまで培ってきたテクニックを総動員して、最も恐い映画を作った。『シャイニング』には人類の歴史からの恐怖が盛り込まれている。人間は同じ過ちを繰り返してきた」と血塗られた歴史を暗示しつつ、そこから抜け出す道も示した同作の奥深さを語っている。  主演ジャック・ニコルソンのアルコール中毒がキャラクターに影響しているかという質問には、カークが「ジャックは(原作者の)スティーヴン・キングほどにはアル中ではなかったよ」と返答。ブレイクモアは『シャイニング』には、主人公のアルコール中毒に関する話題が出てくる、女医が登場するシーンを含むアメリカバージョンと、そのシーンがないイギリスバージョンが存在することを説明する。  「キューブリック監督になぜかと聞いたら『それが好きだから』という答えだった(笑)。彼のような偉大なアーティストは常にどんどん掘り下げていく。僕が考えるに...

【関連記事】スティーブン・キング「シャイニング」続編、2013年9月刊行へ

 スティーブン・キングの長編小説「シャイニング」(1977)の続編「Doctor Sleep」が、2013年9月24日に刊行されることになった。キング本人が自身のウェブサイトで発表した。  キングは昨年9月、続編を執筆中であることを公表し、その一部を米ジョージ・メイソン大学で行われた講演会で自ら朗読していた。それによると、「Doctor Sleep」ではひとり息子のダニー・トランス少年のその後が描かれる。成人してホスピスで働くようになったダニーには、人を苦しませずに死なせる力があったが、やがてあるバンパイア集団と戦うことになるというストーリー。  「シャイニング」は、スタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演で製作された1980年の映画版でも広く知られる。同作では、ダニー・ロイドがダニー少年を演じていた。 (引用: 映画.com ニュース/2012年9月20日 ) いや、これはもう別物って言った方がいいんじゃないでしょうか。というか、直接的な続編にするとあれこれ言われるのがわかっているので、あえてこうしたんでしょうね。だったら続編じゃなくてもいいのにとは思うんですが、本人にとってはキューブリック版『シャイニング』があまりにも高評価なので『シャイニング』は俺の作品だ!とばかりに取り戻したいのかも知れません。どっちにしてもキューブリックとはすでに関係ないようなので、出版されても映画化されてもあまり興味はないですね。

【関連記事】スタンリー・キューブリックの名作『シャイニング』を分析したドキュメンタリー映画とは?(『ROOM 237』の製作者インタビュー)

 現在開催されている第50回ニューヨーク映画祭(50th N.Y.F.F)に出品されている注目のドキュメンタリー作品『ルーム 237(原題) / Room 237』について、Skypeの記者会見で監督のロドニー・アシャーとプロデューサーのティム・カークが語った。  同作は、映画界の巨匠スタンリー・キューブリック監督が1980年に製作したホラーの名作『シャイニング』に詳しい5人のエキスパートたちが、名作に隠された意図や謎を興味深い分析でひも解いていった話題のドキュメンタリー作品。  まずロドニー監督は、これだけ映画『シャイニング』に詳しいエキスパートをどこで発掘したのか、との質問に「ほとんどはインターネットで、この映画に関して検索していた際に知ることになって、その中でも特にジェイ・ウェイドナー、ジュリ・カーンズ、ジョン・フェル・ライアンらは、かなりアクティブにインターネットで『シャイニング』について情報を流しているんだ。そして、プロデューサーのティムが残りの二人、ジェフリー・コックスとビル・ブレイクモアを発見してくれた」と答えた。続いてティムは「ビル・ブレイクモアは、ABCニュースの録音を担当していて、彼にたどり着くまで時間がかかったが、彼にE-mailでスタンリー・キューブリックのことを語ったら、真っ先に出演をOKしてくれたんだ」と明かした。  映画内には、当然この名作を好きであろう、ロドニー監督やプロデューサーのティムの見解が入ってない。その理由については「まず、最初にあるスタイルを確立したんだ。それは、映画内に隠された意図をひも解いていく過程で、すぐに『シャイニング』に詳しい5人のエキスパートたちの顔(クロースアップ)に戻ることはせずに、あえて映像を通して彼らの言葉を説明するスタイルに集中したんだ。その中には(隠された意図や謎に関して)説得力のある見解もあれば、(観客を納得させるためには)難しい個人的な意見に近いものもあった。その中で、僕らは彼ら5人の見解をナレーションとしてボイスレコーダーに録音して、それらを送ってもらっているうちに、いつの間にか彼らの見解を中心に描くことになっていて、僕らの見解は外れていったんだよ」とロドニー監督が答えた。  原作者スティーヴン・キングは、スタンリー・キューブリック監督が製作した『シャイニング』を嫌っていたのは有名な話で、原作...

【関連記事】映画『時計じかけのオレンジ』劇中のレコード店に展示されたアルバムは何? レポート記事が話題に

 スタンリー・キューブリック監督作品『時計じかけのオレンジ』の劇中に登場するレコード店。店内に展示され、映像に映ったアルバムはどの作品なのか? そのレポート記事を英国のデザイナーJohn Coulthartが自身のサイトで発表し話題に 詳細は以下のURLのページでご覧になれます。 http://www.johncoulthart.com/feuilleton/2006/04/13/alex-in-the-chelsea-drug-store/ (引用: amass/2012年8月29日 )  『時計じかけのオレンジ』のロケで使用された「チェルシー・ドラッグストア」は現在マクドナルドになっています。実際のレコード店でロケされたのですから、そこに映っているレコードは当時発売されていたレコードである、という以上の意味は無いと思います。ただ、あからさまに作為的な点があって、2ケ所に前作『2001年宇宙の旅』のサントラがこれ見よがしに映っています。あとピンクフロイドの『原子心母』も2ケ所にあります。フロイドの優遇ぶりが気になりますね。

【関連記事】キューブリック監督の『フルメタル・ジャケット』25周年記念として、未収録写真や撮影日誌を搭載したiPadアプリを販売

 1987年公開のスタンリー・キューブリック監督作『フルメタル・ジャケット』の25周年記念として、主演マシュー・モディーンが映画の写真やダイアリーとともに、撮影当時のエピソードをつづったiPad用のアプリ「フルメタル・ジャケット・ダイアリー(原題) / Full Metal Jacket Diary」をリリースしたとDigital Spyなど複数媒体が報じた。  ベトナム戦争と狂気に襲われていく兵士たちを描いた本作で、モディーンは主演のジョーカーこと、海兵隊員ジェイムズ・T・デイヴィスを演じた。「『フルメタル・ジャケット』の撮影中、スタンリー・キューブリックは僕に、写真を撮って日記を付けておくようアドバイスしてくれた」と語るモディーンは、本アプリと同タイトルの著書を2005年に出版。今回のアプリは、本の内容を充実させ再び工夫を凝らして、インタラクティブなオーディオビジュアル本に仕上がったそう。  本アプリでは、絶版になった本に収められていた数百枚にわたる高画像の写真や、映画には未収録となったシーンの写真、撮影の様子をつづった日記を楽しむことができる。本アプリは、iTunes Storeで購入可能。日本円で1,300円。(鯨岡孝子) (引用: シネマトゥデイ映画ニュース/2012年8月28日 )  クリスティアーヌはモディーンのカメラの腕を評価していましたね。購入したら論評してみたいと思います。

【俳優】楠原映二(Eiji Kusuhara)

 『アイズ ワイド シャット』で少女回春する二人の日本人の内の一人。つまりキューブリック作品に出演した貴重な日本人俳優。1975年にイギリスに移住した。主な出演作は『エレファント・マン』('80)など。  1947年1月2日東京生まれ。2010年4月23日、がんにより死去。63歳だった。

【俳優】伊川東吾(Togo Igawa)

 『アイズ ワイド シャット』で少女回春する日本人の一人を演じた。1983年イギリス移住、1986年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの劇団員となり、その後、舞台・映画・テレビ・ラジオに多数出演している。主な出演作は『限りなく透明に近いブルー』(1979)、『ラスト サムライ』(2003)、『SAYURI 』(2005)、『スピード・レーサー』(2008)など。  1946年9月26日東京都出身。

【関連記事】未製作のスタンリー・キューブリックの脚本2作が、テレビ映画とテレビミニシリーズ化?

 映画『2001年宇宙の旅』や『時計じかけのオレンジ』などでおなじみの映画界の巨匠スタンリー・キューブリック監督が執筆した未製作のニつの脚本が、テレビ映画とテレビミニシリーズとして製作されることがDeadline.comによって明らかになった。  これらは、製作会社エンターテインメント・ワンと、テレビ映画「キラー・ネット/殺人ゲームへようこそ」のスティーヴ・ラニングとフィリップ・ホブスの製作会社フィルコ・フィルムズによって企画されている。  キューブリック監督が執筆したが製作されなかった「ダウンスロープ(原題) / Downslope」と「ゴッド・フィアリング・マン(原題) / God Fearing Man」のニつの脚本が基になっているという。  「ダウンスロープ(原題)」は、歴史家シェルビー・フットが執筆した短編をキューブリック監督が脚色した作品で、南北戦争に従軍したジョン・S・モスビー大佐を描いている。このたび、同作をテレビ映画として製作するようだ。  一方、テレビミニシリーズ化されるという「ゴッド・フィアリング・マン(原題)」は、司祭であったハーバート・エマーソン・ウィルソンが、20世紀初期を代表する銀行強盗になった実話をもとにした作品で、テレビミニシリーズ化にあたり、スティーヴン・R・クラークがキューブリック監督の脚本を脚色することになっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki) (引用: シネマトゥデイ映画ニュース/2012年8月30日 )  この『ダウンスロープ』というのは『現金に体を張れ』の後「2~3年の間、私は南北戦争で活躍した南軍のゲリラ部隊。モズビー・レンジャーを扱った未完成に終わった脚本を書いていた」と語っていたものですね。『ゴッド・フィアリング・マン』は『突撃』の後『私は1600万ドル盗んだ』としてキューブリックがジム・トンプソンと共同で脚本を執筆したのですが、カーク・ダグラスが気に入らずボツになったものです。どちらもできれば観てみたい、特に後者には興味があります。続報を待ちましょう。

【関連記事】巨匠たちの青の時代 スタンリー・キューブリック 俺の眼を見つけた!

NHK BSプレミアム 2012年2月12日(日)  11時00分~12時00分(放送済)  「2001年宇宙の旅」で知られる映画界の鬼才、スタンリー・キューブリック。人見知りの激しい少年が1台のカメラを手にし、“映像の魔術”を獲得した瞬間を見つめる。  番組内容巨匠たちの無名時代「青の時代」にスポットを当て、飛躍のドラマを描くシリーズ。今回は、「2001年宇宙の旅」などで知られる映画界の鬼才スタンリー・キューブリックを取り上げる。映像の魔術師の原点は、16歳のとき。街角で撮ったルーズベルト大統領の死を憂う男の写真にあった。人見知りの少年が世界と向き合い、己を表現する“武器”を手にした瞬間である。雌伏の時代に隠されたキューブリックの映像の秘密に迫る。 出演者語り:礒野佑子 出演:クリスティアーヌ・キューブリック、ジェームズ・B・ハリス、アレクサンダー・シンガー、ギャレット・ブラウンほか (引用: NHKアーカイブス )  キューブリックのカメラマン時代に焦点を当て、キューブリックの移動撮影に対するこだわりの原点を紐解いていくという試みは、なかなか興味深かったです。ただ番組の構成上仕方ないのかもしれませんが、キューブリックのカメラに対する捉え方を「隠れ蓑が武器になった」とするくだりは、ちょっと紋切り型過ぎないか、と感じました。  確かにキューブリックは社交的な性格ではなかったため、カメラは隠れ蓑だったと捉える理由は分かるのですが、カメラを手にしたばかりの中学生時代は、近所の友達とつるんで写真を撮りまくっていたし、ハイスクール時代にはすでに一端のカメラマンを気取って「俺はお前たちとは違うんだ」という気概に満ちていたといいます。キューブリックはカメラを手にする事によって過剰なまでの自意識を育んでいったのであって、あまり「他人とのコミュニケートを避けるための逃げ場所」や「その場にいるための方便」としての意識はなかったのではないでしょうか。そうでないと、他人に嫌われようがどうしようが己の主張を貫き通すという唯我独尊ぶりや、そのためには手段を選ばないという強烈なエゴの持ち主だった事の説明がつきません。  幼い頃のキューブリックは、そんな強い自我を吐き出す方法を知らなかったため、他人と上手く接する事ができずに登校拒否になっていたのではないでしょうか。そんなキューブリックに...

【スタッフ】アレキサンダー・シンガー(Alexander Singer)

 キューブリックのタフト高校時代の友人。後に監督になる。『拳闘試合の日』ではセカンド・カメラマンを、『非情の罠』ではスチール・カメラマンを、『現金に…』ではアソシエート・プロデューサーを担当した。  キューブリックとの出会いは、タフト高校の学内誌『ポートフォリオ 1944年秋号』に掲載されたシンガーのSF小説『With The Patience of a Saint(聖なる者の忍耐)』をキューブリックが読み、「小説もイラストもすごく気に入った。二人で文学や芸術について話をしたい」といきなり学校の廊下で話しかけられたのがきっかけ。  他の作品では『もえつきた夏』(1961)、『アカプルコの出来事』(1965)、『地獄のアパッチ』(1971)、『グラマー強盗団』(1976)、『SFタイム・トラベル/シカゴ大火に遭った男たち』(1976)、『サンゴ礁の美女救出作戦!!シャーク・ハンター 』(1978)など。主にTVシリーズの監督として活躍していて『逃亡者』(1963)や『ザ・モンキーズ』(1966)、『スパイ大作戦』(1966)、『西部二人組』(1971)、『女刑事ペパー』(1974)、『女刑事ギャグニー&レイシー』(1981)、『冒険野郎マクガイバー』(1985)、『スタートレック:ネクスト・ジェネレーション』(1987)、『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』(1993)、『スタートレック:ヴォイジャー』(1995)など。  1928年4月18日ニューヨーク出身。

【場所・地名】キャンプ・クライマックス(Camp Climax)

 『ロリータ』でロリータが母親によって送り込まれた少女だけのキャンプ場。「クライマックス」という名称は、ロリータが初めて性体験のクライマックス(初体験)を向かえた場所であるという事を暗示している。  因に原作だとキャンプは「Qキャンプ」、ロリータが初体験をしたQキャンプにある湖を「クライマックス湖」としていたが、湖の描写が省略されたので両方合わせて「キャップ・クライマックス」とされたようだ。

【関連記事】スタンリー・キューブリック監督×ジャック・ニコルソンの傑作ホラー『シャイニング』にプリクエルが誕生?

 スティーブン・キングの小説を映画化した、スタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演による1980年の名作『シャイニング』。“最恐ホラー映画ランキング”常連の同作のプリクエル(前日譚)を、米ワーナー・ブラザースが準備している。  米ワーナー・ブラザースがスタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演の傑作ホラー『シャイニング』(1980)のプリクエルを製作するようだ。  スティーブン・キングの同名小説を題材とした『シャイニング』は、コロラド州の山奥にある、かつて惨殺事件の起こったオーバールック・ホテルが舞台。そこで管理人の職を得た小説家志望のジャック・トランスが、妻ウェンディと霊感をもつ息子ダニーと新生活をスタートさせるが、次第に狂気に飲みこまれていくさまを描いた。妻子に斧を振りかざすトランス=ニコルソンの表情が完全にイッており、さまざまな映画雑誌&ウェブサイトで行われる“最恐ホラー映画ランキング”の読者投票でも、常に上位に選ばれている。  ワーナーはプリクエルに向け、『シャッターアイランド』の脚本家レータ・カログリディス、『ブラック・スワン』の製作総指揮ブラッドリー・フィッシャー、『アメイジング・スパイダーマン』の脚本家ジェームズ・バンダービルドをプロデューサーとして獲得し、これから企画開発を進めていくようだ。新作は、トランス一家がホテル暮らしを始める前のストーリーになるらしい。現在のところ、監督や脚本家は未定。  ちなみに、原作者のキングは昨秋、息子ダニーが主人公となる『シャイニング』続編小説を執筆していることを発表した。キングはキューブリック版の映画の内容に納得していないことで知られているが、この続編小説の映画化の可能性については一切伝えられていない。 (引用: GQ/2012年8月7日 )  前日譚をワーナーが映画として準備していて、続編をスティーブン・キングが執筆中ですか。要するにワーナーは『シャイニング第2弾』を創りたいんでしょうね。キングの続編って小説の続編なのか、TV版の続編なのかちょっとよく分かりませんが、いずれにしてもそれを原作に映画化すると、一番有名で影響力のあるキューブリックの『シャイニング』と繋がらなくなってしまいます。キングが映画版の続編を執筆するなんてありえないし、そうしたら残るは前日譚しかない、と想像できるので...

【関連記事】10年に1度の「史上最高の映画」投票結果発表 「市民ケーン」がついに陥落

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2001: A Space Odyssey(IMDb)  英BFI発行の「サイト&サウンド」誌が10年に1度、世界中の映画評論家を対象に実施する「史上最高の映画(Greatest Films of All Time)」アンケートの2012年版投票結果が発表され、1962年以来50年にわたって首位を堅守してきたオーソン・ウェルズ監督の「市民ケーン」に代わり、アルフレッド・ヒッチコック監督の「めまい」が栄誉を勝ち取った。  今回は、846人の評論家や研究者、映画祭プログラミング担当、配給会社スタッフが投票。その結果、191票を獲得したアルフレッド・ヒッチコック監督、ジェームズ・スチュワート&キム・ノバク主演の「めまい」(1958)が史上最高の映画に選ばれた。「めまい」は、ヒッチコックの死去2年後の1982年の投票で初めて第7位に登場。以来、徐々に順位を上げてきたという(前回の2002年は第2位)。  一方、50年にわたって君臨した「市民ケーン」は今回第2位(157票)。第3位には、107票を獲得した小津安二郎監督の「東京物語」がランクインした。なお評論家とは別に、358人の映画監督による「史上最高の映画」の投票結果も発表されているが、そちらでは「東京物語」が第1位に選ばれている。映画監督のなかにはマーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラ、クエンティン・タランティーノ、ウッディ・アレン、マイク・リーらが含まれている。 評論家が選んだトップ10は以下の通り。 「めまい」(58/アルフレッド・ヒッチコック) 「市民ケーン」(41/オーソン・ウェルズ) 「東京物語」(53/小津安二郎) 「ゲームの規則」(39/ジャン・ルノワール) 「サンライズ」(27/F・W・ムルナウ) 「2001年宇宙の旅」(68/スタンリー・キューブリック) 「捜索者」(56/ジョン・フォード) 「これがロシアだ(カメラを持った男)」(29/ジガ・ベルトフ) 「裁かるゝジャンヌ」(27/カール・テオドール・ドライエル) 「8 1/2」(63/フェデリコ・フェリーニ) 映画監督が選んだトップ10は以下の通り。 「東京物語」(53/小津安二郎) 「2001年宇宙の旅」(68/スタンリー・キューブリック) 「市民ケーン」(41/オーソン・ウェルズ) 「8 1/2」(63/フェデリコ・フェリーニ) ...

【キューブリック展】米ロサンゼルスで今秋スタンリー・キューブリック回顧展開催へ

 1999年に死去したスタンリー・キューブリック監督の作品を振り返る回顧展が、今秋11月から米ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)で開催されることになった。  同展では、キューブリックが映画監督デビューする以前に在籍していた写真雑誌「ルック」用に撮影した写真から、数々の映画の脚本や製作時の写真、カメラ、衣装、小道具などが展示される。また、「アーリアン・ペーパーズ(The Aryan Papers)」と「ナポレオン」というふたつの未完の企画も何らかの形で紹介される予定だ。会期は11月1日~2013年6月30日。  ロサンゼルス・カウンティ美術館では近年、「アートと映画」というテーマに力を入れており、キューブリック展もその一環。10月27日には、キューブリックと米アーティストのエド・ルシェにオマージュを捧げる「Art + Filmガラ」も開催される。グッチ主催の同ガラでは、レオナルド・ディカプリオとエバ・チャウがホストを務め、スティーブン・スピルバーグ監督がキューブリックに捧げるスピーチを行うことになっている。  さらに現在、2016年の開館を目指し、ロサンゼルス・カウンティ美術館の隣に映画芸術の総合博物館を建設する計画も進行中だ。 (引用: 映画.com速報/2012年7月27日 )  キューブリック・フォロワーの代表格、スピルバーグがスピーチですが。これはすごいかもしれません。日本に来てほしいけど・・・どうなることやら。

【家族】ファイト・ハーラン(Veit Harlan)

 キューブリックの三番目の妻、クリスティアーヌ・スザンヌ・ハーランの叔父。ただドイツ映画史に詳しい方なら、ナチの悪名高きプロパガンダ御用達監督であり、ゲッペルスのお気に入りの監督だった事で有名。その最たるものが『ユダヤ人ジュース』(1940)、そしてベルリン陥落二週間前に完成した戦意高揚映画『コルベルク』(1945)だ。キューブリックはこの叔父と実際に会った事があり、その際に「本当は嫌だったがあの時は従うしかなかった」と話していたそうだ。それが本心かそうでないかは知る術はないが、姪がユダヤ人と結婚してしまったのだから本音を語るはずはないだろう。  戦後は軽い処罰の後、監督業を続けていたそうだ。クリスティアーヌはキューブリックと出会う前、ドイツのTVや映画に出演していたのは、この叔父の影響力があってこそだろう。そのTVで見たクリスティアーヌをキューブリックは見初めてしまうのだから、運命というものは分からない。  主な出演作品は『あかつき』(1933)、『別れの曲』(1934)、『ジャン・ダーク』(1935)。主な監督作品は『支配者』(1937)、『青春』(1938)、『偉大なる王者』(1942)、『支配者』(1937)など。  1899年12月22日ドイツ・ベルリン出身、1964年4月13日死去、享年64歳。

【交流録】スティーブン・スピルバーグ(Steven Spielberg)

 現在最高の映画監督の一人。キューブリック・フォロワーとしても有名で、しかも実際親しく交流していた数少ない同業者。キューブリックは中でも『E.T.』を高く評価していて、実際「ファンタジーでは君にかなわない」と言わしめた。キューブリックにはない子供のような純粋な視点と高いエンターテイメント性、親しみやすいストーリーは万人受けするもので、そういった映画を作らせたら右に出る者はいない、と言えるほど。その印象が強いせいか、メッセージ性や芸術性の高い作品は軽視されがちだったが『シンドラーのリスト』や『プライベート・ライアン』ではその面でも高い評価を得、オスカーに輝いている。  映画ファンには何かと軽く見られがちなスピルバーグだが、個人的にはキューブリックに匹敵するほど偉大な監督だと認識している。ただその方向性と間違えなければ、という但し書きが付く。上記の『シンドラー…』も『ライアン』も、そしてキューブリックが長い年月をかけ、人間と機械の存在意義を問いかけようとした『A.I.』も、そこにどうしようもない「軽さ・浅さ」を感じてしまう。そんな小難しい事は他の監督に任せて是非エンターテイメントに徹して欲しい。そうすれば間違いなく第一級の素晴らしい作品を撮ってくれるに違いない。  主な監督作品は『ジョーズ』(1975)、『未知との遭遇』(1977)、『1941』(1979)、『E.T.』(1982)、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)、『ジュラシック・パーク』(1993)、『シンドラーのリスト』(1993)、『ロストワールド/ジュラシック・パーク』(1997)、『プライベート・ライアン』(1998)、『宇宙戦争』(2005)、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)、『リンカーン』(2012)など。製作として参加した作品も多数あり。  1946年12月18日アメリカ・アハイオ州出身。

【関連記事】戦争映画ベスト10が決定!1位に輝いたのは『プライベート・ライアン』

 PS3/Xbox360用新作ソフトで、ミリタリー・シューターゲームの「SPEC OPS: THE LINE」が6月29日に発売となるのを記念し、イギリスのエンタメサイトdigitalspyとゲーム会社の2K Gamesが組んで、戦争映画ベスト10の投票を行った。  その結果、1位に輝いたのは、1998年のスティーヴン・スピルバーグ監督作『プライベート・ライアン』。第二次世界大戦のノルマンディ上陸作戦の中で、8人の兵士たちが一人の兵士の救出に立ち向かった実話を描いた本作には、投票者の23%が一票を投じた。  次点は、1979年のフランシス・フォード・コッポラ監督の映画『地獄の黙示録』、3位は2001年のリドリー・スコット監督の映画『ブラックホーク・ダウン』。  上位三作が、ロンドンの映画館で一日のみ、マラソン上映会が催されるという。  ベスト10は以下の通り。 『プライベート・ライアン』 『地獄の黙示録』 『ブラックホーク・ダウン』 『フルメタル・ジャケット』 『大脱走』 『ハート・ロッカー』 『イングロリアス・バスターズ』 『プラトーン』 『U・ボート』 『荒鷲の要塞』 (鯨岡孝子) (引用: シネマトゥデイ映画ニュース/2012年5月20日 )  公開当時非常に評価が高く、アカデミー作品賞まで受賞した『プラトーン』が8位で、「『プラトーン』に比べると衝撃度に劣る云々・・・」と酷評された『フルメタル…』が4位ですか。もうね、キューブリックのお家芸とまで化してますねこの現象。ただ1、2、3位が鉄板なのでこれ以上の順位アップは望めそうにないですが。