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【機材】ポラロイド パスファインダー 110A(Polaroid Pathfinder 110A)

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ライフ誌の取材で『2001年宇宙の旅』のセットでポラロイドカメラを使ってみせるキューブリック  キューブリックが撮影時、ピントや照明の確認などで愛用したポラロイドカメラ、パスファインダー110A。フィルムはロール仕様なので、現在入手してもパックフィルム仕様に改造しない限りそのままでは使えないそうです。ローライもそうですが、こういったアナログ機器はその内リバイバルが来そうな感じですね。

【パロディ】フルメタル・ディ●ニー

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 久々に大爆笑!!これは完成度が高いです。一応説明しますと、ハートマン軍曹がドナルドダック、ジョーカーがグーフィー、カウボーイがプルート、そして微笑みデブは・・・これは動画で確認してください(笑。

【ロケーション】ティンバーライン・ロッジ (Timberline Lodge)

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 『シャイニング』のオーバールック・ホテルの外観に使用されたオレゴン州のフット山麓にあるホテル。実はロケだったのはオープニング・シークエンスとハロランが雪上車でホテルに近づくシーン、それに徐々に雪に包まれてゆく遠景の映像だけで、あとは全てイギリスのエルスツリー・スタジオの敷地内に セットが建てられました。  その雪上車のシークエンスでは、詳細な指示が第二班の撮影班に指示されていました。キューブリックの厳しい要求に従っていたスタッフはさぞかし大変だったろうと思います。  ホテル側はキューブリックに「宿泊客が怖がって(原作の)217号室に泊まりたがらなくなるので、実在しない237号室に部屋番号を変更して欲しい」と要請し、キューブリックはそれを受け入れました。しかし公式ウェブサイトの『シャイニング』紹介ページによると「不思議で、またちょっと皮肉な事に217号室は他のどの部屋よりもしばしばリクエストされます」との事です。  内装はカリフォルニアのヨセミテ国立公園内にあるアワニー・ホテルを参考に全てセットが組まれました。『シャイニング』気分を味わいたいのならこちらがおすすめです。

【撮影・技術】スニーク・プレビュー(Sneak Preview)

 一般的には「ごく限られた人たちだけに向けた試写会」の意味で使われていますが、厳密には「極秘試写会」という意味だそうで、「映画の題名、内容、監督、出演者などを一切知らせず行う試写会のこと」だそうです。  ここでは前者の意味として使用します。キューブリックはこのスニーク・プレビューを行った後、更に編集を行うことがよくありました。『博士の異常な愛情』ではパイ投げシークエンス</a>をまるまるカットしましたが、有名なのは『2001年宇宙の旅』の件です。ニューヨークでの試写に向かう客船内でも編集作業をし、試写後さらに編集をして月面シーンや船内活動シーンなど、約20分ほどカットしています。また『シャイニング』では全米公開後5日ほどして病院のシークエンスなどをカットしています。  『アイズ ワイド シャット』では1999年3月2日、ワーナーのテリー・セメル、ロバート・ディリー、トムとニコールに向けてスニーク・プレビューされましたが、その5日後に亡くなってしまいました。つまり恒例の試写後の更なる編集はしていないと思いますので厳密には『アイズ…』は未完成のまま公開、という事になります。  キューブリックはこのスニーク・プレビュー後の編集について 「私はいつもできあがった映画を、初めて見るかのように見ようとしている。映画を一人で、または観客と共に、数週間試写をする。この方法でなければ、正しい長さを決める事ができない」(引用:『イメージフォーラム・キューブリック』) と語っています。

【交友録】テリー・セメル(Terry Semel)

 キューブリックに全幅の信頼を置いていた元ワーナーブラザースのCEO。その後2001年4月に米Yahoo!のCEOに就任しましたが、ネット上では「米ヤフーを凋落させた元凶」としてすこぶる評判が悪いです。でもキューブリックファンにとっては「キューブリックに好きに映画を撮らせてくれたいい人」という評価が決定的になっています。  もちろんキューブリックの興行的価値を熟知した上での、経営者的判断に他ならないのですが、当のキューブリックはそのセメルに対して 「電話してこっち(イギリス)に来てもらう。どうなるかというと、やつは大急ぎでこっちに飛んでくる。それでロンドンにホテルをとってやって24時間くらいは電話もしないで放っておく。そうすると、やつは体を休めて元気になると同時に〈中略〉話を聞きたくてうずうずしてくる。次にどうするかというと、迎えの車を出してこの家に彼を連れて来させ、椅子を勧めて、脚本を手渡して読んでくれと言う。そして、これが今度私が撮りたいと思っている映画だと告げる。やつはどうすると思う?わざわざイギリスまでやって来て、私の自宅で私の目の前に座っているんだ。どうしょうもないってわけさ」(引用:『アイズ・ワイド・オープン』)  とラファエルに対してその策略家ぶりを披露しています。まあこれはキューブリックなりの照れの裏返しのような気がします。ワーナーには多大な恩義を感じている旨の発言はありましたし。キューブリックは自分を信頼してくれた人に対しては最大限恩義を尽くす義理堅いところがあったようです。そのかわり自分を裏切った人間に対しては徹底的に辛辣でしたが。  1943年2月24日生まれ、アメリカ・ニューヨークのブルックリン出身。

【関連動画】1980年にイギリスで放映された『シャイニング』のTVスポット

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 けっこう未見のアウトテイクが混ざっていて興味深いTVスポットCMです。当然ですが、これはキューブリックが編集したものでしょうね。こういったアウトテイクを所有しているのはキューブリック以外にありえませんから。キューブリックは最終的に形になったフィルム以外、セットだろうが未使用フィルムだろうが全て破棄してしまいますので、そういう意味では非常に貴重な映像になります。  上映館での予告編は「血のエレベーター」だったのですが、TV用にはある程度ネタばらししても視聴者の興味を引き、興行成績につなげたかったのでしょうか。かなり重要なシーンがチョイスされていますね。  高解像度版は以下をどうぞ。使用カットが若干異なっています。骸骨パーティーのシーンがあることから北米用のTVスポットですね。

【プロップ】アドラー・ユニバーサル39 タイプライター(Adler Universal 39)

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タイプライターの初登場時は薄いベージュ色をしている このシーンでは濃いグレーに塗り替えられている 『メイキング・ザ・シャイニング』を編集中のヴィヴィアンと撮影に使用されたタイプライター。場所はおそらく自宅ではないかと思われる  あまり指摘されていませんが、実は作品内でタイプライターの色が淡いベージュ色から濃いグレーに変わっています。これはキューブリックが塗り直しの指示をしたそうで、担当した美術部門のロン・パンターによると「おそらく他との色調を合わせようとしたからではないか」との事です。(個人的にはタイプライターの紙が薄い黄色なので、本体の色と同化するのを避けたかったのではないか、と推察しています)  確かにタイプライターが初めて画面に登場するシーンと、ウェンディがジャックの様子を見に来た時とは色が若干違うようです。その後のジャックが悪夢にうなされるシーンや、「All work and no play・・・」を発見するシーンでははっきりと色が濃くなっているのが分かります。また、初登場時のシーンではロゴの横にシールの跡のようなものがありますが、後のシーンではそれがなくなっています。塗り直した際に剥がしたのだと思われます。  撮影に使われた現物はその後、三女のヴィヴィアンが使用していたようですが、ヴィヴィアンは『アイズ…』の頃にアメリカに渡ってしまったので現在の所在は不明です。残念ながら『スタンリー・キューブリック展』に展示中の物は同機種の別物、という事になります。塗り直した跡もないですし、色も違いますのでそれは歴然としていますね。

【関連動画】3DソフトのRealFlow 4 と Lightwave 9.6 で再現した「血のエレベーター」

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 少し血の色がくすみ過ぎな印象もありますが、なかなかの再現度です。最初サムネールを見た時はオリジナルの予告編かと思いました。血が流れ出すまではCGか否か少し判断に迷うほどです。  このRealFlowというソフト、あらゆる液体をシミュレートする専門のソフトだそうですが、CGで一番表現が難しいとされている液体をパソコンレベルでここまで再現できる時代に来ているんですね・・・。この調子で行けば近い将来、オリジナルと見分けがつかなくなるかも知れません。すごい時代になったものです。

【愛機】IBM XT

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 1984年1月にIBM XTと写真に収まるキューブリックです。詳細な型番まではわかりませんが、1984年といえば丁度『フルメタル・ジャケット』を製作中の頃、まだWindowsは存在していませんでした。こんなに早くからPCを導入していたのですね。妻であるクリスティアーヌによると、キューブリックはずっとコンピュータが一般化するのを待ちわびていて 「パーソナル・コンピュータの登場は彼が生まれてこのかたずうっと登場を待ち望んでいたものが実現したようなもの」(引用:『写真で見るその人生』) だったそうです。  こういった記念写真を残しているところを見ると、キューブリックにとって初パソコンだったんでしょうね。プリンターもありますし当時総額いくらくらいだったのでしょうか?どこかしら誇らしげなキューブリックがとても微笑ましいです。撮影場所は「セント・オールバンズの近くの自宅」とありますので、死去するまで住んでいたハートフォードシャーの邸宅だと思われます。  その後どういうPC遍歴を辿ったかは不明ですが、フレデリック・ラファエルの『アイズ・ワイド・オープン』によると「シフトを押しながらF8を押す。そうするとメニューが出てくる・・・」などとラファエルに指示していた所を見ると、最期までPC+Windowsだったようです。機種は『2001年…』で多大な協力をしてくれたIBMだったと思いたいですね。

【名曲】マスケッド・ボール(Masked Ball)

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 イギリス出身の女流ビオラニスト、ジョスリン・プークによる『マスケッド・ボール』、つまり『仮面舞踏会』というタイトルのこの曲、『アイズ ワイド シャット』で例の怪しげな儀式のBGMでナイチンゲールが演奏しているように使用されていますが、バックには意味不明な言語が流れています。これは聖書のヨハネ13、34章をルーマニア語を逆から詠唱した物だそうです。  まあ、また陰謀論者がいろいろ難癖をつけてきそうではありますが、これは純粋に劇伴音楽と考えてよさそうですね。キューブリックは『アイズ…』では具体的な宗教色、とくにユダヤ教を想起させないように腐心しています。そこで具体的な宗教を想起されにくい、意味不明言語と混沌としたメロディのこの楽曲を使用したのではないでしょうか。  アルバム『Flood』(1999)にはリミックス・ロング・バージョン収録です。このアルバムの『アイズ…』使用曲では他に『ミグレーション』がリミックスで収録されています。この曲は前作『Deluge』(1997)で既発表済で、こういった事実を繋ぎ合わせると『ミグレーション』を気に入ったキューブリックがプークに映画での楽曲使用をオファーし、プークは『アイズ…』用に『ナヴァル・オフィサー』、『ザ・ドリーム』、『マスケッド・ボール』を書き下ろし提供、その内『マスケッド・ボール』を自身のアルバムに再録した、という経緯が想像できます。  プークはその後映画のサントラ関係の仕事が多くなったようです。キューブリックと仕事をするというのはこういう事なんですね。その影響力、絶大です。

【アーティスト】ジョスリン・プーク(Jocelyn Pook)

 『アイズ ワイド シャット』で『ナヴァル・オフィサー』、『ザ・ドリーム』、『マスケッド・ボール』、『ミグレーション』の楽曲提供や楽曲製作を担当した女性ビオラニスト。他の映画参加作は『星に魅せられて』(2002)、『ヴェニスの商人』(2005)、『ハイジ』(2006)、『ローマ、愛の部屋 』(2010)など。  1960年2月14日、イギリス・バーミンガム出身。 

【関連記事】「ハートマン軍曹」リー・アーメイが人生とユーモアを大いに語るインタビュー動画

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 リー・アーメイのインタビュー動画いくつかあるのですが、日本語字幕付きでしかも自身の半生を語っているのでご紹介。『フルメタル…』に触れた部分はありませんが、そのかなりヤンチャな生い立ちと保守的な発言は興味深いです。銃規制論議が喧しい昨今、それを意識して発言しているようにも見受けられます。その是非はともかく、一度でも戦場に命を晒した事がある人に対して他国の、しかも平和ボケした門外漢がとやかく言う事はありません。いつまでも元気に「吠えて」欲しいものです。

【関連書籍】映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで/町山智浩 著

 映画評論家の町山智浩氏による映画解説本。タイトルは『映画の見方がわかる本』だが、中身は関連書籍やインタビュー、メイキングなどの既存情報の繋ぎ合わせであることに注意したい。キューブリック作品に関して言えば『2001年宇宙の旅』についてはキューブリック自身がプロットをインタビューで明かしているし、『時計じかけのオレンジ』についてもよく知られた情報ばかり。ファンなら既知の情報が多いので特に入手の必要はないだろう。  記載されている情報は各作品の裏話や制作エピソードの紹介なので、正確にこの本のタイトルを記するとすれば『あなたの知らない名作映画のウラ情報』といったものになると考えられるが、あえてこういったタイトルを採用したのは、出版不況が叫ばれ始めた2000年代初頭に、なんとしてでも本を売らんがためなのだろう。その当時から比べても現在の出版界の現状は暗澹たるもので、シネコンが全国的に普及した現在は、映画を取り巻く状況も「鑑賞」から「消費」へと劣化しているように感じる。そんな時代に「映画を深く知る」という「見方」をもたらせてくれる本書は、映画初心者の最適なガイドラインの書として一定の評価が可能になってきている。  そういうニーズもあってか、古本としては割高な金額で取引されているようだ。古本にその値段はちょっと・・・と感じるようであれば図書館でもよく見かける本なので一度手に取ってみて、映画を「消費」するのではなく「鑑賞」するきっかけとして一読をおすすめしたい。 2016年12月22日:レビュー修正・評価変更  

【ブログ記事】『2001年宇宙の旅』のハイクオリティ・アイコン

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  あまり実用性は感じないですがクオリティが高かったのでご紹介。『2001年…』のアイコン集ですがそのチョイスがかなりマニアックです。HALの眼やスペース・ポッド、ムーンバス、クラビウス基地、ボーマンのヘルメットあたりまでは理解できますが、AE-35ユニットや、ロジック・メモリー・センターの扉とその鍵、無重力トイレの注意書きに、TMA-1の書類に「ハムはあるかな?ハム、ハム・・・」で有名なサンドイッチまで(笑。  ページ左側から各OSに合わせてダウンロードし、ご使用ください。さて私は・・・RMCの鍵アイコンにナニでアレなファイルでも入れときますかね。  ダウンロードは こちら からどうぞ。

【プロップ】ジンチェア(Djinn Chair)

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 『2001年宇宙の旅』宇宙ステーションV(ファイヴ)内、ヒルトンホテルのロビーに設置されていた赤いイス、それがジンチェアです。デザインしたのはフランス人のデザイナー、オリビエ・ムルグ。1939年生まれで、フランスのインテリア・メーカーのエアボーン・インターナショナルに在籍中にこのジンチェアを製作したそうです。1965年だったそうですから、キューブリックまさに当時最先端の家具を採用したんですね。キューブリックが『2001年…』のセットや模型のほとんどは破棄(一部は現存している)してしまっていますので、キューブリック展に展示されているのは多分レプリカでしょう。  このジンチェア、家具好きの間ではいわゆるミッドセンチュリー系として知られていますが、日本でミッドセンチュリーといえばイームズ・チェアの方が一般的で、レプリカでもを扱っている店はあまりないようです。どうしても座ってみたい方は、家族サービスと称してラスクで有名な ガトーフェスタ ハラダの新本館シャトー・デュ・ボヌール へ訪れてみてはいかがでしょうか?。嫁さんと子供が美味しいラスクを選んでいる間にニンマリしながら座り心地を楽しむ・・・うーん、一石二鳥ですね。

【撮影・技術】クリティカル・リハーサル・モーメント(Critical Rehearse Moments)

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「CRM」を求め何日間も悩み続け、撮影が止まるということも珍しくない  キューブリックが撮影の際、アドリブを促したり、何度もテイクを重ねる理由はクリティカル・リハーサル・モーメント(リハーサルの決定的瞬間)を求めてのことです。つまり素晴らしくクリエイティブなアイデアを得る瞬間の事です。キューブリックは『時計じかけのオレンジ』でアレックスが『雨に歌えば』を歌いながら暴力を振るうというアイデアや『シャイニング』におけるジャック・ニコルソンの演技を例に挙げています。『アイズ ワイド シャット』でもキッドマンはキューブリックにリハーサル中「我々は何かを掴んだね」と言われたと証言しています。  ちなみに『クリティカル・リハーサル・モーメント』を略すと『CRM』となり、『博士の異常な愛情』に登場した暗号封鎖回路『CRM114』と同じになります。キューブリックがいつ頃からこの『クリティカル・リハーサル・モーメント』の用語を使い始めたかは分かりませんが、ダブルミーミングが好きなキューブリックがこの偶然の一致を気に入っていたのは確かで『2001年宇宙の旅』ではスペースポッドの形式番号として(作品内では確認できず)、『時計…』では血清の型番号として、『アイズ…』では遺体安置所がC棟1階14号室として登場(作品内では確認できず)しています。また、他の映画監督にも影響を与えていて、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のオープニング・シークエンスは特に有名です。

【関連記事】すばらしすぎる!!!クリス・ハドフィールドが国際宇宙ステーションで録音したデビッドボーイの「Space Oddity」が公開!!

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 アップされてから数日しかまだ経ってないのに、すでにYouTubeでは400万ビュー近くいってます!!やばいです!!デビットボーイを知らないあなたでもこのビデオは必見!!このデビットボーイの「Space Oddity」はインターナショナルスペースステーションChris Hadfieldによって撮影されました。遠い宇宙からこんにちわです。 (引用: kokusai/2013年5月14日 )  デビッド・ボウイの名曲『スペース・オディティ』が『2001年宇宙の旅』にインスパイアされているのは有名な話ですが、本物の宇宙飛行士が実際に宇宙でこの曲を歌い、演奏し、レコーディングする日が来るなんて・・・。本当に素晴らしいです。どうせ素人の歌唱だろ、と侮ってはいけません。決して上手くはないのですが、非常に丁寧に、また繊細に歌い上げ、とても素晴らしいPVに仕上がっています。

【関連記事】リック・スプリングフィールド、キューブリックを語る

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 「そう、『時計じかけのオレンジ』と『2001年宇宙の旅』はどの映画より多く観ています」「それは完璧な映画です。私はキューブリックの大ファンです」「私の会計士がクライアントの財産保全にイギリスに行かなければならない、と言ってきたんです」「キューブリックの財産保全のためにイギリスに定住しなければならないと」「私は「ちきしょう!なんで今までそれを言ってくれなかったんだ!」と言いました」(一部抜粋:管理人訳※誤訳はご了承ください) (引用: Indiewire interview/2013年5月15日 )  ある特定の年代の方以外には全く需要のない記事ですが、思わず懐かしく、また意外な人がキューブリックを語っているのでご紹介。  このリック・スプリングフィールド、80年代前半には大ヒットを連発、俳優でもあり、ルックスも良いことからミーハーファンが大量発生し、渋くも甘い歌声といかにも当時の産業ロック的なサウンドにうんざりした硬派なロックファンにはそっぽを向かれ、その硬派なファンに支持されていたブルース・スプリングスティーンと名前が似ていてるというだけで勘違いされては、とばっちりで毛嫌いされていたという、まあ要するに当時のアイドル・ロッカーの代表格みたいなものです。  そんなリックが『時計…』や『2001年…』を「どの映画よりも多く観た」「私はキューブリックの大ファンだ」と語るインタビュー記事を目にすることになろうとは・・・。両者の接点なんてまるで想像できなかっただけに意外すぎます。  それに、上記のPVはデヴィッド・フィンチャーが監督していたとは知りませんでした。まだ『セブン』や『ファイトクラブ』で有名になる前で、今観ると映像も曲もかなりキツいです。そういえばフィンチャーもキューブリック・フォロワーですね。そう考えると両者はまんざら遠くはないのかも知れません。

【関連動画】1949年、キューブリックがシカゴで撮影した写真のスライドショー

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 キューブリックがシカゴで撮影した写真のアウトテイク集(一部採用写真も)がスライドショーになってYouTubeにありましたのでご紹介。タイトルは『シカゴ~街の陰影』です。  ほとんどが35mmですが、トランペットを吹く男性の写真とビッフェの写真は明らかに画像の鮮明さが他と違いますしヤラセ臭いのでローライフレックスで撮った取材写真ではないでしょうか。はっきりと6×6とわかるのは赤ちゃんとボディービルダーの写真ですね。前にインタビューで「赤ちゃんと運動選手はどちらが力が強いかとかくだらない写真ばかり撮らされた」と言っていたのはこの写真の事かも知れません。取材写真は基本的にローライフレックスを使っているようです。  35mmで撮っているのはドキュメンタリー写真ですから機動性のある小型カメラを使ったのでしょう。ライカIIIだと思いますが、確証はないです。フィルムはコダックのスーパーXXを使用しているようです。キューブリックはこの時まだ20歳。翌年にはルックを退社してしまうのですからたいした度胸です。  ところで上記の動画や各所の紹介記事には撮影は1949年夏となっていますが、写真集『ドラマ&影:写真1945-1950』によると1949年1月となっています。駅の人々の服装からすると、どうみても冬ですね。もしかしたら冬と夏二回派遣されて両方の写真が混ざっているのかもしれませんが、もしそうだとしても、もうちょっと調べてから記事にして欲しいものです。

【愛機】ライカIII(Leica III)

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セルフポートレート、1940年代  キューブリックが愛用したライカIII、写真集『ドラマ&影:写真1946-1950』が発表されて一気にメジャーになった感のある上記の写真で手にしているのがライカIIIです。  この写真、『ドラマ&影』には1940年代としか表記がありませんでしたので、撮影時期と場所の特定を試みたのですが、『あるコーラスガールの日常生活』のアウトテイクと思われますので、撮影日時は1949年3月、場所はニューヨークである事が分かります。上記写真は顔全体と両手まで入る大きい鏡の前で撮影していますから、コーラスガールが出演中の待ち時間の楽屋で撮ったのではないでしょうか。最初は宿泊していたホテルで撮ったのかと思いましたが相当大きい鏡ですからね。ただ日にちは違うかも知れません、時計をしていないですから。数日に渡る同じ一連の取材で撮った物とするならば、キューブリック20歳、ニューヨークでの写真という事になります。  でもご存知の通り、キューブリックって同じ格好ばっかりするので有名ですからね・・・。髪型も少し違うような気がします。服装で特定できないのが辛いところです(笑。  ところでキューブリックは35mmではコンタックスも愛用していました。『地下鉄車中での秀作』(1946年)はコンタックスで撮影した事が知られています。しかもレリーズをポケットに隠し、盗み撮りだったみたいです。そのコンタックスですが詳細な型番までは不明ですので、情報が分かれば記事にしたいと思います。