【関連記事】スタンリー・キューブリックが好んだ映画のマスター・リスト(初出版)

※元記事が更新されましたので新たに翻訳し直しました。 こちら をごらんください。この記事は旧記事になりますが念のため削除せずに掲載したままにいたします。 以下参考にご覧ください。 以前自身の発言としてベスト10ムービーを公表していましたが、それは1963年の話なので近作が含まれるこのリストは貴重です。既知の情報も多いですがけっこう知らない作品もチラホラ。それにファンタジーやコメディなどキューブリックの作風とは異なる作品もチョイスされているのは興味深いです。 ただ 元記事 を当たってみると、リストアップされている作品は気に入ったというレベルから絶賛レベル、そして衝撃を受けたレベルまで、また、製作者の立場だったり視聴者の立場だったりと、評価の基準やスタンスがバラバラです。それなのに単純に元記事から作品名を抜き出し、リストアップしただけの記事にしてしまうと、キューブリック本人や取材に協力したヤン・ハーラン、カタリーナの真意が伝わらないどころか誤解を広める結果になりかねない、と判断し、元記事で関係ない部分を省いた全文を稚拙ながらできる限り訳してみました。その結果記事に起こすのにかなり時間がかかってしまった事をお詫びいたします。 訳は管理人ですので怪しい部分も多々あります。もしお気付きの点がありましたらご指摘ください。また、念のため元記事もご参照ください。あまり知られていない作品などもありましたので、個人的に調べたり、原文で不明瞭な部分は※印で補足しておきました。また アンダーラインの文章 は管理人の記事に対するコメントですので元記事にはありません。 キューブリックを理解する上で、このリストはかなり重要だと思っています。和訳の精度を上げるために今後加筆・修正をする可能性が高いです。それを踏まえた上、記事をご覧下さい。 映画ファンとしてのスタンリー・キューブリック スタンリー・キューブリックの85回目の誕生日のこの日(※2013年7月26日)、ニック・リグレー(※元記事の筆者)はキューブリックの右腕であるヤン・ハーランの助けを借りて、監督のお気に入りの映画や鑑賞の習慣を探ります。 ~ 略歴と序文は省略 ~ 【初期の頃】 若きキューブリック。毎日プレイしていたチェスの他に、彼が大いに愛した時間はミシェル・シマンの言葉によると「ニューヨーク近代美術館での上映に真面目に出...